情報

学校が一緒だった仲間の情報です。別の科だった二人。一人はデザイン、一人は写真で、今もその道を進んでいます。時たま風の便りや、というか今のご時世なんでフェィスブックとかで情報がまわってきてたんですけど、最近、二人のしていることを形にしていたことを知りました。

デザインな彼は、早川明男君 今年のデザインタイドにデザインをして製作した椅子を出展してます。

椅子として型をやぶっているように思えますが、バランスのとれたやぶり方という印象でした。 日常見られるものも、少しの変化で印象も随分変わります。その変化から新たに何が見えてくるんでしょうか?そういうものを投げかけているように感じます。

 

写真のお姉さんは、高井昌子さん 本を出版していたことを先日知りました。

 

まだ本は手に入れていないんですけど、台湾でも訳されて出版されたそうです。その内容説明やレビューを読んでみました。

『私自身が被写体と向き合って、被写体をよく見て、どんな写真にしたいかをイメージする。そして、そのイメージに近いものを写真として再現するために、カメラの性能を最大限にいかす』

写真とかなんとなく被写体にレンズ向けてたんですけど、ものを見なきゃですね。それって直す家具も同じように向き合ってることを感じました。どんな修理修復を施すか。どういう処置が一番適切なのか。イメージして、調べてなどなど。もちろん持ち主の意向もありますけど。

使い古された家具って、たまに色気感じます。艶ってのもあります。そんな家具の写真自分では撮れたことないです。いつかそんなものを出せる写真が撮れればって思います。またその魅力を損なわないように修理修復していければと思います。

でも見るってすごく大事だ行為なので、古い家具買うときによく見て欲しいです。いろんなところに問題があります。すりへったり、やせてたり、すぐにいろんなものの影響を受けやすくて。見た目に使用にも。でもそことうまく付きあっていけば、まだまだ使えていくものだと思います。 

 

 

 

2012.11.08 Updated |